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発酵の過程は、駅伝にたとえられる!?


農文協 食農教育 1月号に、文教大学山田ゼミや、TOTOさんにご支援いただいた数年前の体験学習支援プログラムの一部をご紹介いただきました。

発酵の過程は、駅伝にたとえられる!?

「発酵」がからだでわかった瞬間

 六年前、ゴミ置き場に大量の落ち葉が捨てられていました。「落ち葉って、たしか、土にかえったよなぁ・・・」。こんな素朴な疑問から子どもの通う小学校の校庭の片隅にたい肥場をつくることになりました。
 乾燥生ゴミや米ヌカを、野積み堆肥場に混ぜ、切り返しを続けていたところ、ある朝、土から湯気がでているのが見えました。頭の中にあった『発酵』という言葉が身体中をかけめぐり、土を触ってみると「あったかい!」。知識と経験が融合した瞬間は、表現できないほどの感動でした。


四種類の有機物にいる微生物を培養

 そんなとき、母親を中心に結成した私たちのグループが、四年生四クラスのゴミ学習の体験活動を支援する機会に恵まれたので、微生物の研究もされているTOTO(株)さんに、野積みたい肥場での経験と感動を子どもたちに伝えることができないかご相談しました。結果、給食室ででた野菜クズを使って、�乾燥生ゴミ、�乾燥生ゴミを入れて発酵させた堆肥、�校庭の硬い土に乾燥生ゴミを入れたもの、�生ゴミなしの堆肥と、四つの条件の有機物を用意し、研究室で調査したうえで、子どもたちに解説していただくことになりました。
 TOTOさんの授業は、堆肥ができるまでの微生物の働きをみるために、三〇℃と五〇℃の温度別で培養したシャーレに、どんな微生物がいたのかを調べるというものでした。すると、乾燥した生ゴミや運動場の硬い土には、五〇℃で培養したシャーレに微生物のコロニ—がほとんどできず、地面の温度である三〇℃くらいの温度が好きな微生物ばかりでしたが、「まほうの土(=生ゴミを入れた堆肥)」には、高い温度の好きな微生物もいることがわかりました。
 「みんなのなかにも国語が好きな人、算数が好きな人がいるように、低い温度が好きな微生物や高い温度が好きな微生物が協力しあって堆肥をつくっているんだね」とTOTOの木村太門さん。


微生物から微生物へのバトンタッチ

 堆肥ができる過程をまとめると、ちょうど「駅伝」のランナーがたすきを渡すかのようだそうです。
1 最初は低い温度が好きな微生物(○○菌など)が生ゴミ(有機物)の栄養を分解することで、熱がでる(温度があがる)
2 今度は高い温度が好きな微生物(○○菌など)が栄養を分解し、さらに温度があがる
3 高い温度が好きな微生物が食べる栄養分が少なくなると、元気がなくなって温度が下がり、低い温度が好きな微生物(○○菌など)にバトンタッチされる
4 最後には、植物の栄養(無機物)の源になる堆肥ができる


 生ゴミを米ヌカなどと混ぜて堆肥をつくると、温度が急激にあがり、しばらくすると下がって落ち着く。前記の1〰4で、その過程をわかりやすく解説していただきました。


  微生物がしっかり役割を果たしていることを、TOTOさんに教えていただきました

余談ですが・・・
 私には、目にみえない微生物と社会における大多数の生活者が重なってみえ、そこから発想をして「しらない」「わからない」が出発点でもいいんだ、といった茅ヶ崎トラストチーム(浜っ子トラストチーム・当時)の活動スタイルが決まった、といって過言ではありません。

 TOTOさんには、茅ヶ崎トラストチーム誕生のはじめのきっかけとなった、「学校の4kトイレの掃除」の時から、いろいろ教えていただきました。

そのトイレ掃除をきっかけに世界のトイレを調べると、貧しい生活の中で決して衛生的でもなく快適でもないトイレを使っている子どもたちが笑顔であることに衝撃をうけました。
豊かな日本で生活している私の価値観が絶対的でないことを思い知らされ、物事をいろいろな角度からみるようにする習慣がついたように思えます。


 トイレと微生物との出会いは、今の茅ヶ崎トラストチームの「虫の目」「鳥の目」「ママの目」で見て、考える、といったスタイルにつながっています。(私だけかも・・・笑)
そして、その出会いの時に、たまたま出会ったTOTOさんのどの社員の方も丁寧で、とっても真摯に対応くださりました。
一人ひとりの社員の方の姿勢をみると、どんな会社かわかる気がします。

私もそのような対応を心がけようと心から思いました。

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